当施設では、体育の教員免許を持つ職員を中心に運動を取り入れた集団療育を行っています。本プログラムの指導領域は社会性・対人関係・コミュニケーションの向上ですが、さらに感覚統合療法も含まれています。

●前庭覚:適切な姿勢・バランス・運動を維持・眼球運動の調節
●固有覚:身体各部の位置や運動を知覚・筋緊張の調節・ボディーイメージの形成
●感覚:人やものとの距離を感じる、身体位置や部位の知覚
●視覚:人やものに視線を向ける眼球運動、視線を向ける時のピント調節機能


感覚統合療法では、以上4つの感覚を調節・改善することを目指します。学習障害や自閉症スペクトラムに該当する児童は、感覚を統合する脳の中枢神経に特殊な構造を持つことを理由として感覚統合療法は用いられており、感覚過敏・感覚鈍麻・不器用さがある児童に有効です。


個別療育は、児童発達支援管理責任者が作成する個別支援計画を元に、特に個別的な療育が必要な児童に提供します。本プログラムの指導領域は保育の5領域に該当します。

●健康:健康、安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと。
●人間関係:人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主・自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと。
●環境:生命・自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。
●言葉:生活の中で、言葉への興味や関心を育て、話したり、聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、言葉の豊かさを養うこと(ただし当施設に言語聴覚士は在籍しません)。
●表現:様々な体験を通して、豊かな感性や表現力を育み、想像性の芽生えを培うこと。

個別療育は、生活の中で、不得意さや躓きを感じている児童に各発達領域の基礎形成を目的としたプログラムを行うことが有効です。