おうちでプチABA応用行動分析01「ビリビリ注目プンプン~知らず知らずのうちにしている注目~

はじめまして。臨床心理士のさくらです。おうちでABA(応用行動分析学)をしよう!ということで、ペアレント・トレーニングの美味しいところをこれから数回にわたって取り上げます。今回は「ビリビリ注目プンプン=知らず知らずのうちにしている注目のお話です。

ところで、みなさんは、お子さんにどんなふうに注目していますか?

明日の用意した?プンプン
宿題終わった?プンプン
早くしなさい!プンプン
きちんとしなさいプンプン
まだしてないの?プンプン

ぐだぐたしているお子さんを見ると、ついついこんなふうに注目してしまいませんか?
その気持ち


すごーーーーく!よくわかります^^

だって本当に、ちっとも指示に従わないんですもの。ついつい言ってしまいますよね。
こうした言葉かけや表情をお子さんに向けることを、「ビリビリ注目プンプンと私は呼んでいます。これらの言葉を言う時、私たちは子どもにビリビリ注目しています!お子さんが何をしているか、じっと見ていて、やってないな~~~!と思っているわけです(笑

意識していないうちに、私たちはたくさんビリビリ注目しちゃっているんですΣ(゚д゚lll)

「ビリビリ注目プンプンされると、どんな気持ちになるのでしょう?

例えばママなら…

パパから、

まだご飯できてないの?ムキー
洗濯物、干しっぱなしだよ!ムキー
(メイクをしている時に)早く準備して!ムキー
子どもが泣いてるぞ!ムキー

なんて続けて言われたら、
怒り爆発!!
「気づいたらあなたがやればいいでしょ!」
って言いたくなったり
あるいは、
悲しくて泣いちゃいませんか?

例えばパパなら…

職場で同僚や上司に

やる気あるの?ドクロ
ミスが多いよ。ドクロ
仕事が遅いんじゃない?ドクロ
わからないの?ドクロ

なんて言われたら、腹わたが煮えくり返ったり
気分が沈んでしまいませんか?

そういうことなんです。私たち大人は、自分がされて嫌なことを、気づかず子どもにしてしまっていることが多いんです。なぜなら、私たちはそういう大人ばかり見てきて、そういうふうに育てられてきたからです。

私もたくさんビリビリ注目を使ってきました。一番たくさん使ったのは、自分に対してです。「こんなんじゃダメ」、「全然ダメ」、「他の人はもっとできてる」、「もっとできるはずだった」、「何をやってもダメ」と、自分にビリビリ注目をいっぱいいっぱい、毎日毎日降り注いできました。自分が「自分の一番の味方」なのに、自分をいじめる一番のいじめっこは私でした。

ペアレント・トレーニングに出会ってから、自分のいいところにキラキラ注目ひらめき電球することが、人のいいところに気づくコツなんだ、ってわかりました。だから、これを読んでいるパパやママ、子どもに関わる大人に次のことを伝えたいんです。

あなたが、お子さんを傷つけようと思ってそう言ってきたわけではないことを知っています。お子さんのことを思ってそう言っていたこと、お子さんへの愛から生まれた言葉だということを私は知っています。あなたがその時その時の最善を尽くそうとしてきたこと、決してなまけてそう言っていたわけではないことを私は知っています。

こんなに頑張ってきたあなた自身に✨キラキラ注目✨して、いたわってあげましょう。今からお子さんにどう接するか。すぐにはうまくいかないけど、毎日、失敗しながら少しずつお子さんに✨キラキラ注目✨していく努力をするパパママの姿は、お子さんへの想いを伝えるでしょう。

ちなみに、私が✨キラキラ注目✨を習慣化するまでに少なくとも5年はかかっています。これからコツをお伝えするので、みなさんはもっと早いかもしれません^^

次回、「✨キラキラ注目✨~ほめようって言うけど…」をお届けします!
みなさまの日々の努力に乾杯!

 

 

臨床心理士・公認心理師 さくら