作業療法士について
担当作業療法士
作業療法士 松田
ご挨拶
作業療法士の松田です。これまで一般・精神病院、老人保健施設、障害者施設などでリハビリテーションを行ってきました。ウィズ・ユー結城1組では、お子様の成長において必要な要素である運動・感覚・コミュ二ケーションなどの面を中心に、いろいろな遊びや活動を通して楽しみながら療育を促し、生活におけるお困りごとを改善する手助けができればと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
サービス内容
◆公認心理師や言語聴覚士等の専門職員が在籍する療育施設は、それら有資格者が各児童を対象とした特別な支援計画を作成し、これに従った支援(心理士による個別療育、児童に向けた心理的支援、カウンセリング等)を提供します。この点で、専門職員不在の施設と比べて手厚い支援が実現できます。
◆学会や研修会等へ積極的に参加し、情報提供を行っていきます。今後は感覚統合にも力を入れていきたいと思います。
◆集団療育の中に作業療法の視点を加え、お子さまのお困りごとについて原因を分析し、できるだけ有効なアプローチを考え取り入れていきます。
<運動・動作面>
座る、歩く、走るなど粗大な運動やスキップやリズム運動など応用的な運動、鉛筆・はしやスプーン・はさみの使い方など細かい動作については、苦手な動作や不器用さなどを評価し、改善につながる活動を取り入れていきます。
<感覚の過敏さ、または鈍感さ、知覚・認知面>
感覚には視覚・聴覚・触覚などいろいろありますが、感覚統合の能力にトラブルが生じていると以下のような行動が生じる場合があります。
・触覚、動きの感覚、視覚、音の刺激に対する過敏さや鈍感さ
・落ち着きのなさ
・運動の不器用さ
・自信のなさ
これらに対して、日々の活動場面からそれぞれのお子さまの感覚の特徴を捉え、必要な活動や情報の提供を行っていきます。
<社会性・コミュニケーション>
あいさつ、人の話が聞ける、自分のことを自分で伝えられる、ほかのお子さんと仲良くできるなどの社会性やコミュニケーションは生活するうえで大切ですが、うまくできない原因は発達段階や疾患の特徴によるもの、未学習なことなど様々です。お子さんの特徴や発達段階に合わせたグループの調整や活動・環境の調整などを行っていきます。
上記のような視点で、集団療育のなかでも個々に必要な対応を考えていきます。